はいこんにちはFXBです。
2019年8月第2週ですね。
今日土曜日なんですけど、今週のFXBネット勉強会はどういった内容かと言うと、コールオーダーについてですね。
コールオーダーってたぶん聞いたこと少ないんじゃないかと思いますけど、じゃあどういったことかと解説に入る前に、まず、今週ユーロどういった状況かということの分析を始めます。
2019年8月第2週のユーロ解説

まずユーロ、ここの日足高値を作った押し安値をここでブレイク成功したことによって、アップトレンド崩壊しましたよと。
アップトレンド崩壊した後、今ここ、この辺1,2,3、4日間もみ合ってますけど、どういう状況かというと、ここの押し安値を切ったトレンド、このトレンドに対する戻し、この辺大きく言えばボックス圏を作っていたと。
だいたいこんなもんかな、ボックス圏。
このボックス圏ブレイクして、戻してボックス圏下限の辺、多少ひげで割り込んだけどね。
割り込んだけど、ここから下げ方向N字。
N字下げ方向、下げようとする働きと、今度はここブレイクしたわけですよね。ここのレジスタンスを。
ブレイクして、ここのひげの先端とこの辺とここのブレイクラインと近いんで、サポートトライ行ってから上げようとしたけど押し戻された。
上げて押し戻された。上げたけど押し戻された。
ただ一つすごく気になるのは、ここのひげの価格が高値1.1248、四捨五入すると1.1250だと。
要は切りのいい数字なんですね。
1.1250、その上だと1.13とか、その下だと1.1200とか、50ピップ刻みのところで、切りのいい数字のところで、どうもひげが並ぶと。
こういう現象っていうのは、たぶんコールオーダーを出してる奴がおるんだろうなということなんですね。
コールオーダーとは?

コールオーダーって何かと言うと、大口投資家が、例えばこの例で言うと、ユーロ1.1250手前になったら電話をくれと、そうすると銀行がその価格に近付いてきた場合に、その方に電話をするわけですね。
そうするとその大口投資家はどうするかというと、じゃあもう何千億ユーロ売ってくれ、もしくは何兆ユーロ売ってくれと、電話で売り注文出すわけですね。
そうすると銀行さんは、一気に売るとズドンと陰線で下がって、これ誰か売ったなということがバレてしまうので、もしくは崩れてしまうので相場が、崩れないように&売ったということがバレないように、わからないように時間をかけて、それこそ4時間でも1時間でも、4時間がいいかな。
こういうとこの陰線とか、このひげの先端からこの陰線とか、このひげの先端が陰線みたいに、わからないようにそれとなく売ってくるわけなんです。
この辺売り注文、かなり上には売りオーダー控えている。
そういう注文の方法をコールオーダーといいます。
これはかなり厳格なルールがあって、絶対外部には漏らしてはいけないと。
銀行さんがそんなことを外部に漏らしたあかつきには即刻クビになるくらい、本当に厳しい
厳格な注文方法なんですね。
そういったことを銀行さんはバレないようにやったつもりなんだけど、でもよく見ると証拠を残すわけですよ。
コールオーダーの証拠とは?

証拠ってどんなのっていうと、あからさまにひげ1、2,3,4本きれいに並んでいるのを見ると、それもちょうど価格が50ピップ刻みのわかりやすい価格。
と、ここのボックス圏のレジスタンスって一応あるにはあるけど、じゃあここのレジスタンス強いかというと、そんなに強い…強い方の部類には入るけど、そんなにめちゃくちゃひげが4本並ぶほどの強いボックス圏かと聞かれると、6割7割は強いけど8割9割は強くないよねっていう印象なのね、僕から見ると。
ということは、ここのひげの形の形状って、明らかに他のひげの形とは違うというか、そのコールオーダーじゃない場合、たぶん、この辺ローソク足の形というのは、たぶんどうだろうな、ここの陰線、陽線、陰線、ここの陰線、陽線、陽線みたいな、このくらいのローソク足が並んでいれば、この辺レジスタンス、このボックス圏の下限で上げどまっているかなくらいに思いますけど。
ただこれだけはっきりYひげ4本も並ぶの見ていると、これは明らかにコールオーダーだと。
ここかなり売り注文、まだ約定されてない注文ももちろんあると。
そういう状態だということが目に見えてわかるんですね。
コールオーダーという注文方法を知ることが重要
相場の裏側では実はそういうコールオーダーという熾烈な売りと、ここのサポートを何とかして守ってあげようとするサポートとの戦いの最中です。
どっちが勝つかわからないですけど、私はこれだけひげが並んで、なおかつ高値が切り下がっているとこを見ると、勝負どっちかというと下げ方向の可能性が高いんじゃないかなというふうに思っています。
ただ、もっと長期で見ると、この辺の1.09あたりね、この辺に結構強めのサポートがあるので、なんとか買い手側としてはこのサポート手前で、まだ今日ありますけど、なんとかこの辺で、年初来安値更新いちゃったし、あんまり安値更新したくない買い手側としては、なんとかここで、ここからブレイクしてN字からのここのこういう上げ、こういうN字でなんとか上げたいというような思惑があるようにチャートから読み取れるので、来週、私個人的な意見としては売り方向有利かなというふうに見ています。
今回の映像はそういったことよりも、実はそういうコールオーダーという世の中にはそういう注文方法があると。
それが、実際にチャート上に表れたときっていうのは、こういう比較的長いひげが数本並ぶような現象が起きるということを覚えておいてください。