こんにちは、FXBです。

FXにはトレンドといって、大きな流れがあります。洋服や音楽にもあるようなトレンドと少し似ていて、たとえば恋愛の歌が流行ったり、アイドルグループが流行ったりするようなものがトレンドです。

FXでは売りが流行ったり、買いが流行ったりすることをトレンドと言います。この記事ではトレンドの種類と、そのトレンドが起こったときにどのようなことに気を付けるべきなのか。また、どのタイミングで買いや売りをしたらいいのかを解説しています。

あなたは今、次のようなことを思っていたり、悩んでいたりしませんでしょうか。

  • FXをしているときに、なんとなく大きな流れは感じるけど、うまく流れに乗れない
  • 自分が流れに乗ろうとすると、いつも失敗して損をしてしまう
  • そもそもトレンドがよく分からない

こんな思いをお持ちでしたら、ぜひこの記事でFXのトレンドについて学んでいってください。この記事はきっと、あなたがFXで稼いでいく力をレベルアップさせるのに役に立ちます。

ではさっそく解説へ移りましょう。

トレンドの種類は大きく分けて3つ

FXのトレンドとは通貨の価格がチャート上で右肩上がりか、右肩下がりになっている状態の事を言います。そして実は、上がっても下がってもおらず、ほぼ真っ直ぐ右にチャートが伸びている状態もあります。

つまりFXのトレンドは、右肩上がりの状態、右肩下がりの状態、どちらでもない状態の3種類に分類できるということです。それぞれ、FXのトレンドは次のように呼ばれています。

  • 上昇トレンド
  • 下落トレンド
  • もち合い・レンジ

さっそく一つひとつ解説していきます。

価格が上がり続ける、買いで勝てる「上昇トレンド」

通貨の価格が上昇し、FXのチャート上では右肩上がりの線を描いている状態です。通貨の価格が上がっていることから、「上昇」トレンドという名前になっています。

上昇トレンド中は通貨の価格が上昇していくので、「買い」を行うことで利益を狙うことができます。

しかし通貨の価格は、常に上昇しているだけでなく、三歩進んで二歩下がるような形で上昇をしていきます。

上昇トレンド中には、次のような通貨の価格の変動が起こります。

スタート時の通貨の価格
1ドル=100円

10分後
1ドル=120円

20分後
1ドル=110円

30分後
1ドル=130円

40分後
1ドル=120円

50分後
1ドル=140円

上昇トレンド

このように、大きな上昇幅よりも小さい下落を起こしつつも、高値を更新し続けていくのが上昇トレンドです。

価格が下がり続ける、売りで稼げる「下落トレンド」

通貨の価格が下落し、FXのチャート上では右肩下がりの線を描いている状態です。通貨の価格が下がっているから、「下落」トレンドという名前になっています。

下落トレンド中は通貨の価格が下落していくので、「売り」を行うことで利益を狙うことができます。

視覚的に通貨の価格が下がっている状態だからなのか、日本人は売りのトレードが苦手とされています。ぜひ売りでも利益を得られるように練習しましょう。

上昇トレンドと同じように、通貨の価格は、常に下落しているだけでなく、三歩進んで二歩下がるような形で下落していきます。

下落トレンド中には、次のような通貨の価格の変動が起こります。

スタート時の通貨の価格
1ドル=100円

10分後
1ドル=80円

20分後
1ドル=90円

30分後
1ドル=70円

40分後
1ドル=80円

50分後
1ドル=60円

下落トレンド

このように、大きい下落幅よりも小さい上昇を起こしつつも、安値を更新し続けていくのが下落トレンドです。

トレードを控えたい、「もち合い・レンジ」

上昇と下落を小さく繰り返している状態を、「もち合い」や「横這い(よこばい)」「レンジ」と呼びます。

FX初心者の方は、もち合い状態のときはFXをしないのがオススメです。なぜなら、勝率が低く、勝てる根拠が少なく、勝てても利益が小さいからです。

FXではトレードを行うたびに、FX会社へトレードを依頼するための費用がかかります。スプレッドと呼ばれ、小さな金額であることが多いです。ですが、もちあいの状態で小さくトレードを繰り返すと、スプレッドが何度もかかり、利益が目減りしてしまいます。

小さく勝てることもありますが、大抵はどこかのタイミングで大きく負けてしまいます。もち合いの状態のときは、なるべくトレードを避けましょう。

そんなもち合いですが、次の画像ような状態のことを指しています。

もち合い・レンジ

このように通貨の価格に右上、右下へ向かう様子がないときは、トレンドが起きるのを待ちましょう。稼いでいるFXトレーダーほど、待つことの重要性を知っているものです。

トレンドがあるときのチャートを見る

トレンドの有無については、目立つ高値、もしくは安値が二つあるかどうかを見てみるのが分かりやすいです。次の画像のように、目立つ価格を線で繋いでみましょう。

トレンドライン

画面左側のオレンジ色の部分。大きな上昇の流れが「上昇トレンド」です。価格が大きく上昇し、小さい下落を挟んで再度上昇しているのが分かると思います。

この大きく上昇して、小さく下落している価格の流れをチャート上で分かりやすく示すと次のように書くことができます。

トレンド中はNの文字が出る

このようにアルファベットの「N」の文字を描きながらトレンドは続いていきます。このNの文字には、トレードをしていく上で重要なことを読み取ることができます。

Nの文字には利益を伸ばす方法、勝率を高める考え方が詰まっています。さっそく解説していきます。

Nの文字から買い時を探る

トレンドは上昇・下降どちらもNの文字を描きながら継続していきます。Nの文字にはレジスタンスライン・サポートラインという考え方を適用し、勝率を高めることができます。

ここではレジスタンスライン・サポートラインが分からなくても理解できるように書いていますので、安心してくださいね。

レジスタンスライン・サポートラインも勝率を上げるために非常に有効なツールですので、詳しく知りたい方は「レジサポの記事のリンク」を読んでくださいね。

Nの文字が出ているチャートに、一本青い横線を引いてみます。横線がレジスタンスラインやサポートラインと呼ばれているものです。

トレンドレジサポ

高値につけた青い横線に沿って、安値が更新されています。このことを利用して、買いをするタイミングを探ることができます。

ラインの引き方は、高値を更新したら横に一番高い部分に一本横線を引いてみることをお勧めします。

ラインを引いたら、一度価格が下落するまで待ちます。再度高値を更新したあと、ラインの位置まで下がり、ライン付近で価格が下がるのが止まったらったら買いポイントです。

なぜなら、トレンドが継続している状態であれば、Nの文字を描いて上昇と下落を繰り返すからです。

トレンド中の買いをする流れを解説します。

スタート時の価格
1ドル=100円

10分後
1ドル=120円←Nの文字の1度目の高値

20分後
1ドル=110円←Nの文字の1度目の安値

30分後
1ドル=130円←Nの文字の2度目の高値

40分後
1ドル=120円←Nの文字の2度目の安値(=Nの文字の1度目の高値)
↑↑
ここが買いポイント

50分後
1ドル=140円

買いポイント

画像の黄色のポイントが安定した買いポイントの一つと言えます。

このように安値で買いを始めることで、利益を大きく伸ばすことが出来ます。同時に、レジスタンスライン・サポートラインの効果が期待できることもあるので、勝率も高まります。

■いつか必ずトレンドは変化する

上昇・下落のどちらかのトレンドがいつまでも続く事は、ほぼありえません。必ずどこかで反転し、上昇から下落、下落から上昇へとトレンドを変えます。

もしトレンドがいつまでも続いてしまったら、1ドルが100円、1000円、10000円と上昇してしまいます。1ドルが10000円になってしまうと、海外から輸入するものが高過ぎて、買うことが出来なくなってしまいます。

今まで100円で買えたものが、1年後には10000円出さないと買えなくなってしまったら困りますよね。そこで、ある程度の現実的な範囲で通貨の価格は落ち着くようになっています。

トレンドはある特徴が出ると消滅します。そのタイミングを読めないと損をしてしまうことがあります。ですので、続いてトレンドが終わるタイミングについて解説していきます。

トレンドの終わりを見極める

トレンドの終わりを事前に知るためにはいくつかの方法が存在します。今回は、初心者の方でも分かりやすい、2つの方法をお伝えします。

その方法は次の2つです。

  1. トレンドの終わりを見極める方法1.トレンド中の上下幅を見る
  2. トレンドの終わりを見極める方法2.トレンド中のヒゲに注意する

とても簡単な方法なので、ぜひ覚えてくださいね。

■トレンドの終わり際、見極め術

トレンドの終わりを見極める方法1.トレンド中の上下幅を見る

トレンドが終わるタイミングを読むためには、トレンド中の上昇、下落量を見ましょう。大きく上下していたローソク足が、短くなってきたら今のトレンドの終わりが近いということです。

トレンドが弱まっている

トレンドの終わりを見極める方法2.トレンド中のヒゲに注意する

上昇トレンド中に、上方向に長いヒゲがでた場合も、トレンドの終わりが近い根拠になります。ヒゲとは、ローソク足の細い線の部分のことです。ヒゲが出来るには、一定期間中に一旦価格が上昇して下落する、もしくは下落してから上昇する必要があります。

トレンド中に、トレンドの方向に向かって長いヒゲができることがあります。それはトレンドと、逆の向きに相場が向かおうとしているということになります。つまり、トレンドが終わりに近づいているということです。

トレンドが終わる時にでるヒゲ

そして、トレンドが終了したことは、トレンド中の2つ以上の高値、もしくは安値を線で結んだ先を見ることで分かります。

2つ以上の高値、もしくは安値を結んだ線をトレンドラインと呼びます。トレンドラインは上昇トレンドなら安値、下落トレンドなら高値に線を引きます。トレンドラインを割り込んだとき、トレンドが変化する可能性があります。

トレンドラインを割り込むと次の画像のようになります。

トレンド崩壊

上昇トレンドはトレンドラインよりも安値が高い場合、継続しています。トレンドラインを大きく下回った安値が更新された場合、トレンドが終わったと見ていいでしょう。

しかし、トレンドラインを割り込んだから、100%の確率でトレンドが終わるということはありません。あくまでも、確率が高いということなのは覚えておきましょう。

まとめ

トレンドには上昇、下落、もち合いがあることをお伝えしました。そして、もち合いは予想することが難しいので、初心者のうちはトレードをしない方がオススメということもお伝えしました。

そしてトレンド中はNの文字を描きながら上昇、下落していくことを知っておけば、今がトレンド中なのかが分かります。つまり、もち合いと気付かないままトレードしてしまうことはなくなるということです。

FXでトレードを行う上で大切なのは勝機を「待つ」ことです。FXを始めてすぐのときは、必ず分かりやすいトレンドが来てからトレードを行うようにしましょう。トレンドが来るまで待つことが出来れば、あなたの勝率はあがることでしょう。

これからFXで稼いでいく上で、トレンドを深く知ることは必ず必要になってきます。ぜひ、あなたもトレンドに注目してトレードを行ってみてください。