
-10pip
騙しもあるかもしれないと思い、ユーロドルのサポート1.1573をブレイク後小さなN字波を待ってからのショートだったがロスカット。
ここのサポートってそんなに強かったのか? と思わせるようなその後の上昇。
多分、レジトライだな~と思いつつ。
読者からの です。
新潟のTさん
お世話になります。新潟のTです。
お久しぶりのメールになりますが覚えていらっしゃいますでしょうか?
今年は本業が多忙のため、FXをお休みしていましたが、夏ごろから、勘を取り戻しつつ、チャートを見ながら検証していました。
トレード自体は9月が+50PIP、10月が+100PIPほどで、少しづつ安定してきたような気がします。
ですが、今でも5連敗、3連敗なんかはざらに起こります。まだまだ、無駄うちや検証が足りていない気がします。
そこで11月はさっそく3連敗をしてしまい、まだ自分に自信はあってもちろんトレードしていますが、先生の目にはどう映るのか、アドバイスなどあればと思い、エントリーを見てもらいたくメールしました。
ではトレードです。
ドル円
11月6日 (L) 114.38-114.15 -23P

日足UPトレンドの中、114.45の大事なレジスタンスに差し掛かり、ブレイクするのか、反転するのか監視。
1Hでは実体でブレイクしたが、まだ日足の実体でブレイクするかはわからないという状況の中、1HG2、15Mでは逆H&Sを作り
更に20MAも上抜いてG2でエントリー。
オジドル
11月7日 (S) 0.7688-0.7700 -12P

0.7729でレジサポ転換完成。
4Hでは0.7729でWトップを作りネックラインが意識されその後レジサポ転換していました。レートは0.7694。
このラインが意識されると思い、待ち伏せしていまして、ちょうどRBA政策金利発表があったので、発表後上げどまりを
確認してショート。
ですが、結果上げどまりしていなかったみたいでロスカット。
ユロドル
11月7日 (S) 1.1564-1.1582 -18P

日足ダウントレンドの中1.1664でレジされていました。直近安値1.1572をブレイクするか反転するか見ていました。
1Hでは実体でブレイクしていたし、15Mではしっかり1.1572で反応し下げてきていたので、15M直近安値ブレイクで入りましたが
結果日足レベルでのだましになりロスカット。
以上3回のトレードです。オジドルは指標発表だったのでもう少しストップ幅を広めたほうがいいかと思いました。
ドル円とユロドルのトレードは似ていますが、日足でのレジサポをブレイクするときは、このタイミングの取り方ではまだ早いのかどうかなと思ったのですが、先生ならどうなったら入るのかなと疑問に思いました。
すべて負けトレードですが、森はしっかり見れているのではないかと思っています。
トレード添削お願いいたします。
まず、ドル円はたしかにTさんの言う通りなんですが、なんでそこでロングなの?
私のライン配信では114.4にレジスタンスがあると11月3日の時点で言ってます。
なのに、114.4を越えてもない手前でロング? そりゃ~負けるはずです。
焦りすぎです。 基本中の基本を無視したトレードです。
罰として腹筋100回!
次のオージードルは狙いは良かったのですが、やはり政策金利の時は多少なりとも普段より慎重とストップ幅広めの方がいいですよ。
狙いが良かっただけに悔しい結果となったトレードだと思います。
最後のユーロドルは私も似たようなところでショートだったので厳しいことは言えませんが、相場のあやで負けたということだと思います。
ただ、全体的な印象としては以前と同じく焦りがどうしてもトレードに影響してしまう傾向がTさんのトレードから感じられます。
トレードする時の心境はどうなんですか?
*ここからは私の超個人的な意見になります。
トレードで勝てるようになる為には必ずトレード技術も必要です。
これは万人の認めるところです。
しかし、ある程度の技術が付いたあとトレーダーの成績を左右するのは意外にもメンタルなんです。
というか、勝つ為に必要な技術が付いたあとに左右するのはメンタルしかないと言った方が正しいかもしれません。
トレード技術が未熟な段階ではメンタル要素よりも技術自体の影響が大きいですが、トレード技術が成熟した段階以降はメンタル要素が不思議なほど左右します。
自分でも気がつかないほどその影響力は大きいと思います。
私がいままでに教えてきた数多くの生徒の中でも技術自体は問題のないレベルで十分に勝てるはずなのに、いまいちというAタイプの方もいれば、反対に技術に若干の不安有りのタイプなのにグイグイ勝っていってしまうBタイプといました。
両者の決定的な違いは勿論メンタルなんですが、メンタルのもっと奥深いところのその人間そのものの本質まで見させてもらうとBタイプの傾向としては澄み渡るような心の清らかな傾向が見受けられました。
反対に、Aタイプの方は、ひねりや焦りが入っていたりと心のどこかに曇りの傾向が見受けられました。
中には邪心に満ち溢れているような方(ごく一部)は一時的にうまく行く時期があってもやがて頭打ちの時期到来しているようです。
つまり、トレーダーとして一定レベル以上の高レベルになればなるほど、その方の人間としての本質が面白いほど表面に出てきて影響を与えるということです。
ですから、Bタイプのようにトレード技術に若干の不安があったとしても清らかな川に景色が綺麗に映し出すように、その時の相場状況の本質が鏡のようにその方の心に映り本質を突いたトレードが結果的に可能になり成績もグイグイ勝ってしまうのだと思います。
反対に曇っている方は雲の切れ間の時はいいのですが、一転して曇りになってしまえば、たちどころによどんだ川のごとくあとから見ても悪臭の匂うようなトレードをしてしまいます。
これは多くの方を見てきた私の経験から言っていることですが、不思議とよく当たっていいます。
ですから、トレーダーとは常に晴れ渡る青空の心ごとく澄み切った心の鏡に相場を映し出せるような人間に成長することが絶対的に重要であると私は結論づけています。
FXB
