こんにちは、FXBです。

「指値(さしね)注文という便利な注文方法があるみたいだけど、FXに詳しくないからよくわからない」

もしかしたら、そんな悩みをお持ちではないでしょうか?

この記事では指値注文という注文方法を使って、FXでどのように稼いでいけるようになるのかを解説していきます。

また、FXについてまったく知らない人でも分かるように、指値注文とはどういう注文方法で、どういうシーンで使っていけばいいのかをお伝えしています。

FXではさまざまな専門用語や、難しい手法・考え方があります。ですが、最初からすべてを覚えている必要はありません。

無暗やたらにたくさんの手法を勉強し続けるよりも、ひとつの手法をしっかりと覚え、使いこなしていくことの方が大事です。

指値注文はFX初心者にも扱いやすく、利益を出しやすい注文方法なので、ぜひこの機会にマスターしましょう。

FXは通貨の売買で利益を狙う

FXは世界中の通貨の中から、2種類の通貨を選んで売ったり、買ったりすることで利益を狙う投資です。

通貨を売ったり買ったりすることを、FXでは「トレード」と呼びます。

FXは通貨をトレードする投資

たとえば、日本円とアメリカのドルのトレードなら、日本円でドルを買うことができます。

ほかの国の通貨も同様に、ヨーロッパで広く使われているユーロや、イギリスのポンドなどを買うこともできます。

しかし、通貨の価格は常に変動していて、いつも同じ価格で買うことはできません。

今日は1ドルを100円で買えたとしても、明日も1ドルを100円で買えるという保証はないということです。

1ドルが今いくらで買えるのかを表しているのが「レート」と呼ばれるものです。

いつも同じ比率では交換できない

レートとは?

テレビなどで耳にする、

「1ドルは110円5銭で現在取引されています」

というのがレートです。

レートとは、ドルと円がどれくらいの比率で交換できるのかを表しています。

 

FXでは、このレートが一定ではない性質を利用して、利益を出すことができます。

たとえば、1ドルを100円のレートのときに買っておいて、翌日レートが110円になったときに売れれば10円の利益を得ることができます。

レートがこれからどう動いていくのかを予測して、トレードをすることで利益を狙うことができるというわけです。

「お金でお金を買ったり売ったりする」と聞くと、もしかしたらイメージしにくいかもしれませんが、希少な車やおもちゃなどで考えてみると分かりやすいです。

希少なものに人気があれば、プレミアがついて、定価よりも高く売られます。

みんなが欲しがると価格は上がる

高く売れる理由は、みんなが欲しがっているので、なるべく高く買ってくれる人に売れるからです。

同じように、通貨も人気になれば価値が上がり、価格が上がっていきます。価格が上がってから売れば、利益が得られます。

ただし、FXは通貨の価格が上がると見込んで「買う」だけでなく、下がると予測して通貨を先に「売る」こともできます。

「売り」の詳しい話はこの記事ではしませんが、通貨を「買い」と「売り」という二種類の方法でトレードして、利益を狙いにいくのがFXだと覚えておけば大丈夫です。

売りについては「FXで利益が得られる仕組みがよくわかる記事」をご参照ください。

 

売買を今すぐ行う:成行注文

成行(なりゆき)注文は「ここだ!」と思ったタイミングで売りか買いの注文を入れる方法です。

トレードを行うのにもっとも簡単な方法が成行注文です。

FXを行うときには、トレードしたい通貨が過去にどのような値動きをしてきたかを表す「チャート」というものを見ます。

次の画像が実際のチャート画面です。

実際のチャート画面

画像出典:GMOクリック証券

 

チャートとは?

過去の値動きをローソク足と呼ばれるもので表したもの。

FXでは過去の値動きから未来の値動きを予測するため、チャートを見ずにトレードを行うのは無謀です。

ローソク足については「FX初心者必見!ローソク足チャートの見方が勝率を上げる!」にて、意味や呼び名など詳しく解説しています。

 

成行注文を使うときは、このチャートを見ながら予測を立て、自分なりの勝てるタイミングが見つかったときにトレードの注文をします。

多くのFX会社では、ワンクリックで成行注文ができる仕組みがあるため、すぐにトレードを始めたいときにはとても便利な注文方法です。

ただし、成行注文には「注文が滑る」という弱点があります。

注文が滑るというのは、1ドルが100円で買いたかったのに、違う価格で買ってしまう現象です。

なぜならレートは常に動いているため、注文をしてから実際に売買が行われるまでにレートが変動してしまうからです。

そのために、思ったよりも高い価格でトレードが行われてしまう可能性があります。

また、成行注文はチャートを見ながらトレードをするために、パソコンの前でチャンスを待ち続ける必要があるのも難点です。

そんな不便さを解消してくれるのが、指値注文です。

 

有利な状態の売買を予約する:指値注文

指値注文は「このレートになったら買う・売る」という注文を予約することができる、便利な注文方法です。

指値注文では現在のレートよりも、有利な状態になったら買う・売るという指定ができます。

有利な状態とは、たとえばドルを買いたいときには、つぎのような状態になると有利です。

  • 今は1ドルが100円
  • 今後1ドルは110円に上がると予測
  • 1ドルが90円になったら、買う

有利な状態とは

100円の時に買っていれば10円の利益でしたが、90円のときに買ったことで20円の利益が出せます。

つまり、今よりも安い価格でドルを買うことで、利益を大きくすることができます。

また、指値注文はつぎのような使い方もできます。

  • 1ドルが100円のときに成行注文で買っている
  • 1ドルが110円になったら売りたい

トレードを終わらすこともできる-

すでにトレード中の場合は、なるべく利益がでることが有利な状態になります。

なので、今のレートよりも有利なレートを指定して指値注文をいれることができます。

買いの指値注文は、

  • トレード前は現在のレートよりも安い価格
  • トレード中は現在のレートよりも高い価格

を、それぞれ指定すると覚えておきましょう。

 

指値注文のメリット

指値注文を使ってトレードをすることで、得られるメリットは大きく2つあります。

  • スマホやパソコンが触れないときでもトレードできる
  • 予約注文の変更や取り消しができる

2つのメリットは、成行注文をしていては絶対に得られないものになっています。

しっかりとメリットを把握して、指値注文を使いこなせるようにしましょう。

 

スマホやパソコンが触れないときでもトレードできる

指値注文では、自分の指定した価格になれば自動的にトレードが行われるため、成行注文とは違いスマホやパソコンを見ていなくても大丈夫です。

FXは平日なら24時間いつでもトレードができます。あなたが仕事や家事をしている間にも、大きなチャンスがあるかもしれません。

そんなときに自動的にチャンスを掴めるように注文できるのが、指値注文の強みです。

また、チャート画面をじっと見ながら、トレードのチャンスを狙い続けるのはメンタル的にも、肉体的にとても疲れることです。

予測を立てたら、指値注文を入れておくことで、手軽にトレードを行えるのも利点の一つになります。

 

予約注文の変更や取り消しができる

クリックした瞬間トレードが始まる成行注文と違い、指定した価格になるまでは注文内容を変更できるのが指値注文のメリットです。

たとえば「今1ドルが100円。一度90円まで値下がってから、110円まで上がる」と予測したとします。

しかし値下がりが止まらず、80円まで下がってしまいそうな気配がします。

そんなときにも、指値注文を取り消すか、80円で買うように注文内容を変更することができます。

注文は変更や取り消しができる

FXはいつでも思った通りに値動きするとは限りません。

思ったような値動きを見せなかったということは、予測が外れているということでもあります。

成行注文では、出した注文を引っ込めることはできませんが、指値注文を使えば、後だしジャンケンのように、あとから手を変えることができます。

一度外れた予測を取り消したり、内容を変更することで、勝率の高いトレードを行うことができるのが、指値注文の大きなメリットです。

 

指値注文のデメリット

強力なメリットがある指値注文ですが、一つだけデメリットがあります。

それは、予約価格に達しないと約定(売買が実際に行われる)されないというものです。

たとえば「今1ドルが100円で、90円まで値下がって、110円まで値上がる」という場面では、1ドルが90円にならないとトレード自体が始まりません。

1ドルが91円まで下がって、110円に上がるなど、予測がほぼ当たっているような場面であってもトレードが始まっていないため、利益を得ることはできません。

指値注文のデメリット

指値注文では、指定した金額に到達するまでトレードが開始されないため、いつまでもトレードができないデメリットがあります。

しかし、デメリットでしかないというわけではありません。

指定した金額に達しなかったということは、そもそもの予測が外れていたことを教えてくれるからです。

FXは一度の勝敗で大きな利益を狙うギャンブルではありません。

繰り返しトレードを行って、敗因を分析して、自分だけの勝ち筋を見つけ、トータルで利益を残していく投資です。

なので、トレードが行われなかったことも、なぜ指定金額に達しなかったのかを分析するための材料になります。

予測が外れて損をしてしまうわけではありませんので、いつまでもトレードが行われないことは大きなデメリットにはなりません。

 

まとめ

指値注文は世界の通貨を売買するFXで利用できる、買いたい・売りたい価格を指定して注文する注文方法の一つです。

通貨のトレードを行い、通貨の価格が変動することを利用して、利益を狙うことができます。

FXでは通貨に人気が集まれば価格が上がるので、事前に通貨を「買い」人気が下がり、価格が下がると予測すれば「売り」をすることでトレードに参加します。

トレードを始めるための注文にはいくつか種類がありますが、一番直観的で簡単なのが「成行注文」です。

成行注文は予測を立てたらすぐに、ワンクリックでトレードをはじめることができます。

しかし、成行注文は思っていた価格よりも高い価格や、安い価格で売買をしてしまうことがあります。

また、パソコンの前でチャンスがやってくるのをじっと待たなければならないなど、不便な部分のある注文方法です。

指値注文では、トレードしたい価格を指定しておけば、価格が希望額に到達したときに自動で売買を行ってくれます。

パソコンの前で待つ必要がないため、仕事や外出中でも、FXを行うことができるのが大きな利点です。

もし予測が外れてしまった場合でも、指定した金額に到達する前ならば、注文内容を変更したり、注文自体を取り消すことが出来るのも、指値注文の特徴です。

とても便利な指値注文ですが、指定した金額に到達しなかった場合は、いつまで待ってもトレードを開始することができません。

ですが、指値注文が約定されないということは、予測していた値動きにならなかった=予測が外れていた。というとらえ方もできます。

損をせずに予測が外れる経験が積めるのも、指値注文の強みです。

FXは運だけで稼ぎ続けられるものではありません。

なので、勝率や利益を上げる工夫をしたり、敗因をなるべく潰すように研究していく必要があります。

予測が外れてしまい、指値注文が約定しなかった場合、利益は逃してしまうかもしれませんが、損をすることはありません。

むしろ、最初の予測が外れている以上、資金を無駄に減らす可能性が避けられた分、得をしたと考えてもいいでしょう。

指値注文は万能ではありませんが、FX初心者にとって手軽かつ、便利な注文方法です。

FX会社によって注文画面は違いますが、繰り返し入力練習をして、ミスなく、すぐに注文ができるようになりましょう。