こんにちはFXBです。
「FXで稼ぎたいけれど、どこから学べばいいのか分からない。本を読んでもよくわからなかった。FXはやっぱり難しそうだ。」
あなたはFXについて、そんなイメージを持っていませんか?
この記事では、テンポよく知識と経験を積み重ねていけるように、最初から覚える必要のないことは極力避けています。そして逆に、多くのFX書籍では省かれてしまっている、基本中の基本の用語から丁寧に解説しています。
この記事で学んだことを基に学習していくことで、より簡単に、稼ぐためのFXの知識を吸収できるようになります。実際にFXを経験しつつ、効率よく知識を吸収できる順番をお伝えしていますので、ぜひいち早く、FXに取り組めるようになってくださいね。
ではさっそくFXで稼ぐための学習を始めていきましょう。
FX初心者が最速で稼げるようになるため勉強するオススメの順番
FXで稼いでいくためには、必要最低限のFXへの理解が必要になります。この記事では最速で経験と知識を身につけるために、次の3点をお伝えします。
1.最も基本的なFXの用語8選
2.実際のFXの取引方法
3.勝率を上げるチャートの見方
この3点を順番に行っていくことで、FXを学びながら経験できます。同時に、FXの言葉では伝えにくい部分を、感覚的に捉えることができるようになります。
稼げるようになるステップ1:8つのFXの基本用語を理解する
FXを学んでいく上で必ず必要になるのが、FXの基本用語です。今すぐ知る必要のないものを省いて、必要な用語だけを抜粋しました。
実際にFXを行っていくときの流れに沿って、上から順番に書いてあります。全てを暗記する必要はありません。どういう意味か分からなくなってしまったときには、この記事を何度も見返すようにしてくださいね。
FXの基礎用語1.FX
FXとは色々な国のお金(=通貨)を買ったり、売ったりすることで利益を出す投資です。
例えば、世界には次のような通貨があります。
- 日本=円
- アメリカ=米ドル
- ヨーロッパ=ユーロ
など。
日本人が普段使っている『円』を、一度別の国の通貨と交換します。
たとえば、日本の『円』からアメリカの『米ドル』に交換してみましょう。
■手持ちのお金:1万円
・今100円と1ドルが交換できる
・50ドル欲しかったので、100円×50=5000円
・手元には5000円と50ドルが残った
もし、ドルが10円と交換できるとしたら
・今10円と1ドルが交換できる
・50ドル欲しかったので、10円×50=500円
・手元には9500円と50ドルが残った
このように、一度日本の『円』を海外のお金、例でいうところのドルと交換することがFXの基本です。
そしてその後、通貨の交換レートが変わることで利益を得ることが出来ます。
交換レートとは?
今交換できる価格を示したものが、交換レートです。
通貨はさまざまな国の情勢や、信頼性、必要度に応じて交換できる価格が変わります。
日本とアメリカの交換レートの例
- 昨日は、1ドルが100円で交換できた
- 今日は、1ドルが110円で交換できた
- 明日は、1ドルが120円で交換できるかもしれない
円と米ドルのように、あらゆる通貨の交換レートは今こうしている間にも変動しています。
日常の身近なところで言うと、ガソリンスタンドで給油しているときをイメージしてみてください。ガソリンを入れる時って、ころころ値段が変わりますよね。それは『交換レート』が関係しているからなんです。
日本はガソリンを外国から輸入しています。つまり、円とドルを交換したときのように、日本の『円』と『ガソリン』を交換している状態なんです。
今、いくらでどれくらい(ガソリンやドルの量)と交換できるのかを示したものが交換レートなんです。
FXでは交換レートが変わることで、利益を得ることができます。
利益を得る仕組みについては、こちらの記事でご覧ください。
『FXとは何か?初心者のためのFX入門「3つの基礎知識」』
FXの基礎用語2.取引(トレード)
通貨を買ったり売ったりすることを取引やトレードと言います。たとえばFXでは日本の円で、アメリカの米ドルを買うことが出来ます。
お金(円)でお金(米ドル)を買うという考え方は、なんとなく分かりにくいですよね。その場合は円と米ドルを交換することがFXのトレードだと考えておけば大丈夫です。
FXの基礎用語3.買い=ロング
FXで利益を生み出す方法の一つです。円とドルでトレードするときに、手持ちの円でドルを買うことを指します。
買った時点よりも、ドルが値上がれば利益が生まれるのが『買い』という手法です。
FXの基礎用語4.売り=ショート
FXで利益を生み出す方法の一つです。『買い』と違い、持っていないドルをFX会社から借りて先に売り、あとで買い戻すという手法を指します。
売った時点よりも、ドルが値下がれば利益が生まれるのが『売り』という手法です。
FXの『売り』は直感的に分かりにくい手法です。図入りで分かりやすく解説した『FXで利益が得られる仕組みがよくわかる記事』をご覧ください。
FXの基礎用語5.レバレッジ
レバレッジとは、手持ちの資金の最大25倍で投資を行うことが出来る仕組みです。1万円持っていれば、最大で25万円分のトレードを行えるようになります。
FXでは、レバレッジを利用する事で、利益を大きく伸ばすことが出来ます。しかしレバレッジは利益を伸ばす反面、損失も大きくなることに注意しましょう。
FXの基礎用語6.チャート
通貨の価格がどのように変化してきたかを、見やすくまとめたものがチャートです。FXでトレードするときはチャートを見ながら、通貨の価格が上がるか下がるかを予想します。
FXのチャートは次の画像のようなものです。
画像のようなチャートを見て、トレード計画を立て、買い・売りのどちらかを行う一連の流れが、FXのトレードです。
FXの基礎用語7.Ask(アスク)・Bid(ビッド)
簡単に説明するとAskは『買い』Bidは『売り』のことを指します。売りと買いについて、少し復習しますね。
買い・売りとはどのような手法か
・買いとは安く買って高く売ることで、利益を得る方法
・売りとは高く売って安く買い戻すことで、利益を得る方法
FXを実際に行う画面では買い・売りとは表示されず、Ask・Bidと表示されています。
また、次の画像のようにAskとBidには取引をしたい通貨の値段が表示されます。
①が売り、②が買いのボタン、③はスプレッドというものを示しています。AskとBidには必ず差額があり、その差額をスプレッドと呼びます。画像真ん中の0.3という数字がGMOクリック証券でのスプレッドです。スプレッドはFX会社の利益となるものなので、トレードをする際にはスプレッド(差額)が小さいFX会社をオススメします。
どうしてスプレッドの小さいFXがオススメなのか?
たとえば、100円の商品をあなたが持っていたとして、100円で売ってしまったら、利益は0円ですよね。でも、101円で売れば1円の利益です。
利益の計算は簡単で、商品代金ー販売価格=利益になります。
・100円で売ってしまったら……
100円ー100円=0円
・101円で売れば……
101円ー100円=1円
FX会社も同じで、1ドル=100円のときに、101円で販売をしています。そして、トレードを行うたびにスプレッドは発生し、FX会社の利益になっています。逆にいえば、スプレッドが小さければ小さいほど、私たちは安くドルを手に入れ続けられるというわけです。
ですので、スプレッドが小さいほどFXのトレードが有利になります。オススメはGMOクリック証券で、0.3銭という業界最安値になっています。
FXの基礎用語8.決済
FXのトレードを終了させることを決済と呼びます。FXのトレードで利益が出たとしても、決済するまでは稼げたことにはなりません。そのままトレードを続けていると、通貨の価値が変わって利益が減ったり、損をする事があるからです。
たとえば次のようなときです。
- 1ドルを100円で買った(ドルの価格が上がると利益が出る)
- 1ドルが110円になった
- もっと上がると思っていたが、1ドルは90円になった(損をした)
FXでは決済をするまでは利益、損失と呼ばずに『含み益・含み損』と呼びます。決済を行うことで、含み益・含み損状態から利益・損失が確定するということです。
稼げるようになるステップ2:FXの取引方法の基本を理解する
FXでトレードを行うためには、FX会社を利用する必要があります。実はFXで通貨をトレードするときには、通貨を売ってくれる相手、もしくは買ってくれる相手を探さないといけません。ですが、そのような作業は、FX会社が代わりに行ってくれます。
FX会社を利用することは必須です。それによりあなたは買い・売りの注文を出すだけで、FXのトレードを始めることが出来ます。
FX会社は日本国内でも100社近く存在します。FX会社はそれぞれ使いやすさ・利用料金の安さ・サポートの充実度などが違います。
この記事ではGMOクリック証券を例に、FXの実際の取引の流れを解説していきます。FX会社の登録については『FX初心者がトレードを始める3つのステップ』にて解説しています。
赤枠で囲まれた『スピード注文』から取引したい通貨を選択しましょう。すると次のような画面が表示され、すぐに売り・買いの注文をすることが出来ます。
まずは取引数量を指定します。赤い枠の中の数字が、取引する数量です。GMOクリック証券では10000通貨と呼ばれる単位から取引が可能です。画像右側にある+1、+5という数字を増やすことで、トレードする通貨の量を変更する事ができます。
10000通貨とは?
10000通貨とは通貨の種類に関わらず、その国の通貨を10000個集めたものです。
たとえば、、、
円であれば10000円
ドルであれば10000ドル
ユーロであれば10000ユーロ
となります。
10000通貨以外には100通貨、1000通貨が主にFXのトレード最小単位となります。
たとえば、、、
円の1000通貨なら1000円
ドルの1000通貨なら1000ドル
ユーロの1000通貨なら1000ユーロ
となります。
①がBid(売り)です。画像では1ドルが111.319円で取引されていることを示しています。
②がAsk(買い)です。画像では1ドルが111.322円で取引されていることを示しています。
FXのトレードはどのFX会社でも、次の流れは同じです。
1.トレードしたい通貨を選ぶ
2.トレードする通貨の量を決める
3.買い・売りのどちらでトレードをする
この流れはどのFX会社でも同じですので、覚えてしまいましょう。
ただし、運に任せて買い・売りどちらかを選んでしまうと、ギャンブルになってしまいます。FXは利益を得ることが目的ですので、なるべく勝率を上げる必要があります。そのためにはトレードしたい通貨が、今までどのような価格の変動をしてきたのかを見る必要があります。
通貨がどう変動してきたかを見ることが出来るのが、チャートです。チャートを見ることで、今後通貨がどのように動くか予想し、勝率を高めましょう。
稼げるようになるステップ3:勝率アップの鍵!チャートの見方を知る
この記事ではGMOクリック証券を例に勝率を上げるチャートの見方を解説していきます。
チャートは様々な見方があり、自分にあった見方を知ることが大切です。FXのチャートを見てから予想すれば、必ず利益が生まれるということはありません。ですが、勝率を上げるチャートの見方を知ることで、利益を大きくし、損を減らすことが可能になります。
まずはチャートそのものをどうやって表示するのかを説明します。チャートは次の画像の赤枠内『プラチナチャート』をクリックすると、表示することができます。
次の画像がプラチナチャートです。
色々な情報が表示されていますが、まずは右上の青と赤の線に注目しましょう。大雑把に言ってしまえば、青は価格が下がっている状態、赤は価格が上がっている状態です。
青と赤の線が上下しているチャートを、ローソクに似た形をしていることからローソク足チャートと呼びます。このローソク足チャートを分析する事で、勝率を高めることが出来ます。
FXで勝率を上げるローソク足チャートの見方:1.チャートを見る時間を決める
FXで確率の高い方を当て、利益を得るには『この時間の人達は、〇〇に××という反応をしがちだ』ということが肌感覚として理解できるようになっておくことが大切です。
FXは土日を除いた平日は24時間いつでもトレードを行うことが出来ます。そしてFXは日本だけでなく、世界中の人が参加している投資です。多くの人が活発にFXへ参加している時間帯にトレードを行うことで、利益を得るチャンスを増やすことが出来ます。
多くの人が参加する時間は、夕方~深夜の時間帯です。この時間帯の中でチャートを見るようにしましょう。なぜなら、毎回違う時間を見ていると、参加している人の癖や傾向を掴むことが難しくなるからです。
勝率を上げるためにチャートを見る時間を決めて、その時間帯に参加している人の傾向を掴みましょう。
FXで勝率を上げるローソク足チャートの見方:2.チャートの形に注目する
チャートの見方には、テクニカル分析と呼ばれる『過去のチャートを分析して、今後どう価格が変わるか予想する』という分析方法があります。
テクニカル分析にはさまざまな手法や理論があり、どれが正解というものはありません。ですが、自分に合っている、合っていないという相性は存在します。ここでは有名な手法を少しだけお伝えします。
テクニカル分析の手法:1.RSI
一定の日数のチャートを分析して、トレードしたい通貨が現在買われ過ぎている傾向なのか、売られ過ぎている傾向なのかを判断できる手法です。
売られ過ぎていると判断された場合は、通貨の価格は適正価格よりも安い状態になっています。そこで『買い』をすることで、利益を得ることができるようになります。
テクニカル分析の手法:2.ボリンジャーバンド
一定の日数のチャートを平均化して、トレードしたい通貨の価格が過去と比べて平均値になっているのかどうかを判断できる手法です。
たとえば、、、
現在・1ドルが90円
一定期間の平均・1ドルは100円
この場合、1ドルが100円に戻る確率が高いという判断ができるようになります。
テクニカル分析はあくまでも過去のデータから見て、未来を予想するためのツールです。テクニカル分析が100%当たるということはありません。使いやすい分析方法を見付けて、使い込み、自分なりにカスタマイズすることで、より正確な分析ができるようになります。
ノーリスクで勉強したことをためしてみよう
FXのトレードをしていく上で、必ず気を付けて欲しいことが2点あります。それはデモトレード(現実のお金を使わないトレード)でFXに慣れること・練習すること、損を過度に恐れないことです。
なぜデモトレードをしたほうがいいのか、損を過度に恐れないほうがいいかをお伝えしますね。
1.デモトレードでFXを学ぶ
デモトレードでは現実のお金を使わずに、実際のFXとチャートを使ってトレードを行うことが出来ます。最近はほとんどのFX会社はデモトレードができるようになっています。
はじめてFXをするときに、買いや売り、決済の操作が分かっていないのはあまりにも危険です。『よくわからない、変なところを押しちゃった』でお金を失うことは絶対に避けたいですよね。なので、デモトレードは必要に応じて行ってくださいね。
デモトレードでは現実のお金を使う前に、自分がどれくらいトレードで勝つことができるのか確かめましょう。しかし、デモトレードだからと言って、適当にトレードしていては成長は出来ません。トレードをする時間を決めることは忘れないでください。
自分が勝てる・稼げるチャンスを見つけ出す気持ちを忘れないこと。これがFX上達の近道です。
また、FX会社によって、チャートに表示される情報や操作方法は違います。操作方法をよく分からないままFXをすることは、無免許で車を運転するような危ない行為です。必ずデモトレードを行いましょう。
デモトレードは緊張感がないからやらない方がいいという人もいますが、わたしは違うと思います。デモトレードで思うような結果が出せてこそ、実際のトレードでも勝ち続けることが出来るようになるわけです。
2.損切を徹底する事が稼ぐコツ
FXでは損のまま決済する事を、損切と呼びます。この損切をできないと、損が大きく膨らむことがあり、大変危険です。
たとえば次のような気持ちを持ってしまうのは、FXにおいて危険な状態です。
・今は損だけど、決済しなかったら上がるかもしれない……
・ここから上がるかもしれないから、とりあえず決済しないでおこう……
・予想の真逆で損しているけど、これから利益がでるかも……
このような気持ちで損を放置すると、損失が大きくなる可能性が高いです。
また、FXでは自分の勝てる根拠とルールを持つことが非常に大切です。むやみやたらに買いや売りをするのではなく、次のような根拠やルールを持ちましょう。
- 数日見続けているが、今は明らかに価格が安いから買いだ
- チャートを分析した結果、今トレードすれば勝てる可能性が高い
- 損は〇〇まで許容して、それ以上は損切する
最初から強い根拠を持つのは難しいと思います。ですから、今自分が考えられる分だけの根拠を持って、トレードに挑むようにすることがオススメです。
まとめ
この記事ではFX初心者でも勝てるトレードを行うために、基本的なFXの用語、実際の取引画面、そして勝率を高めるチャートの見方をお伝えしてきました。
FXは様々な知識が必要になりますが、その中でもFX初心者が勝つための情報を絞り込みました。この記事はFX初心者にとって、勝率の高いトレードを行うための手引きとなるように作ってあります。FXの基本が書かれているので、何をしたらいいか分からなくなったら、いつでも読み返してくださいね。
FXでは実践こそが一番の練習になります。本を読んだり勉強をするだけでなく、実際にトレードを行うからこそ、さらにFXについて勉強しようと思うものです。この記事ではFXで実際にトレードを行えるように手引きしました。
とにかくデモトレードで徹底的にチャートを分析しましょう。自分なりの勝率の高いパターンを見つけ出すことで、あなたの勝率は高まります。そして、そのパターンを何度も何度も検証していきましょう。検証によって勝率が高まったパターンは、あなたが生涯使える稼ぎ方の一つとなる事でしょう。
FXに100%勝てる手法は存在しません。だからこそ、FXの勉強を続けることが大切になってきます。この記事でお伝えしたことは、FXで勝ち続けていくためのスタートラインの立ち方です。FXでより勝率と利益をあげるためには、貪欲に知識を吸収していきましょう。