FX複数通貨に同時エントリー鉄板手法

FX複数通貨

FX複数通貨に同時エントリーする手順の解説

GBPUSDとGBPJPYの大局分析

今週、2019年の7月29日からの週で一番今週比較的これ良かったのが実は月曜日のポンドドルとポンド円のショートでした。

これ実は2通貨同時ブレイクエントリーで良かったケースなんです。

どういうことかというと、まずポンドドル週足。

ポンドドル週足チャート

ここのラインが注目の年初来安値。

ポンドドル日足チャート

年初来安値を実はポンドドルというのは、前の週の7月26日金曜日に終値で割り込んでいるので、ブレイク成功すでにしています。

gbpjpy-年初来安値更新

そのあと翌営業日、今週の月曜日に実はポンド円も年初来安値を更新しています。

gbpjpy-年初来安値サポートチャート

これ週足なんですけど今年はここから始まっているので、133.84は間違いなく年初来安値のサポートでした。

年初来安値サポートブレイク

ポンドドルは金曜日にすでに年初来安値サポートをブレイク成功の動きをしていました。

その翌営業日にポンド円が年初来安値をブレイクしました。

13時45分のチャート

その時間がMT4で13時45分の足でした。

エントリーのタイミング

この時にポンドドルが前営業日の日に年初来安値を更新した上で、直近のサポートをブレイクした瞬間、同じローソク足でポンド円も同じローソク足で年初来安値を更新しました。

エントリーのタイミングとしては、このラインに逆指値入れといて、ブレイクした瞬間で入る方法が1番。

2番目は終値、このラインを終値で下抜けたら良いです。

入った瞬間は確かに終値、そのラインより下だったけど、結局ダマシであとからローソク足見たらひげだったなんていうこともあるので、手堅くいくのであればやっぱり終値、ローソク足15分なら15分の終値が確定した時に入るのが、一番ダマシ回避としてはいいんじゃないかなというふうに思います。

エントリー根拠

エントリーの根拠としては、ポンドドルが直近のサポートブレイクした時に、ポンド円も同じように年初来安値を更新したということが一つ。

もう一点はポンド円というのはポンドドルとドル円の合成通貨という点です。

つまり、ポンド円というのは日によって、時間帯によってポンドドルの影響を強く受ける場合とドル円の影響を強く受ける場合と両方あります。

usdjpy-チャート

では、このときドル円はどうなっていたかというと、これ15分で見ると、当日の高値に1回、2回、3回、3回跳ね返されてもう4回目跳ね返されて陰線で下がっていくところでした。

ドル円も陰線、ポンドドルも陰線、じゃあポンド円はというと、確率的には陰線ですよね。

ドル円が陰線、ポンドドル陰線の時にポンド円だけ陽線ということは確率的には非常に少ないということなので、あくまでもポンド円というのはポンドドル、ドル円の合成通貨なので、ドル円とポンドドルが陰線で下がっていれば、ポン円も当然下がっていくというような確率が高いと判断できます。

最近のポンド円なんかは、ドル円よりポンドドルに引っ張られて同じように下がっていく傾向が最近強いですけど、細かく見ていくとやっぱりポンド円というのは合成通貨だなというような動きがその後見せました。

どういうことかというと、ポンドドルは直近のサポートをブレイクしてズンズン下がって、赤枠の辺でちょっともみ合いました。

もみ合ってさらに安値更新、その後ブレイクして行きました。

その時にドル円がズドンと大陽線でブレイク成功で上に上がってました。

そうするとポンド円はどうなのかというと、通常ポンドドルとぴったんこ同期しているのであれば、同じようにポンドドルも直近の安値を更新して、ズドンと下がるというような動きの確率が高いはずです。

gbpjpy-長い下ヒゲ

ポンドドルが、ズドンと直近のサポート切ってズドンと下がっているから、ポン円もズドンと下がっていいはずなんだけど、やっぱり、ドル円が大陽線でズドンと上に上がってるので、ポンド円君としては本当は下にズドンと行きたかったんだけど、ドル円が大陽線で上に上がっちゃってるんで、行くに行けれないみたいな感じでちょっと長めのひげで引けちゃったということなんです。

だからポンド円のエントリーするタイミングを図りたい時は、ポンドドルとドル円を両方見てタイミング図った方が良いです。

そうすると結構煩わしいというかちょっと判断に迷うことが多いので、そういう意味でクロス円というのは難しいし、タイミングもちょっと取りにくいんで、私はあんまりクロス円は好きじゃないんですけどね。

でも中には好きな人もいます。

複数通貨の同時トレード手法について

複数通貨の同時エンントリーやクロス円のトレードはどういう時かというと、こうようにドル円とポンドドルが、同期している時、もしくは年初来安値という、けっこう重要なサポートをポンドドルとタイミングを、多少の時間のずれはあっても、大体、同じ日もしくはずれても1日2日くらいのタイミングで切ってくとき、ブレイク成功していく時なんかはいいんじゃないかという風に考えています。

gbpusdとusdjpyの合成通貨がgbpjpy

ですので、話をまとめると、ポンド円というのは、ドル円とポンドドルの合成通貨ですよ。

ポンドドルが年初来安値更新してさらに、直近のサポートをブレイクしていくときにポンド円が年初来安値更新、ブレイクしていくタイミングでポンド円とポンドドルが同期して、そのあと下にズンズン下がっていって、結構値幅的には良い値幅とれたトレードでした。

gbpusd-100pipの図

これ1時間ですけど、ここからその日のクローズまで、100ピップ以上動きました。

gbpjpy-100pipの図

ポンド円もその日のクローズまで約100ピップくらい下落しました。

両方エントリーしていれば200pipくらい獲れたようなトレードが可能でした。

ですから、この方法を知っていれば同時に複数通貨にエントリーして1日で200pipを獲ることも十分可能です。

まとめ

この方法は、他の通貨でも有効な鉄板手法です。

今回は、ポンド円、ポンドドル、ドル円この3通貨を監視しつつ、ポンド円にエントリーするというケースでした。

他の通貨の場合、例えばユーロドル、ユーロ円、ドル円の3通貨を監視しつつ条件が合えばユーロドルとユーロ円の複数通貨に同時エントリーも可能な方法です。

今後のこのようなチャンスは必ず来るのでじっくりと楽しみにその時を待つのがトレーダーの仕事です。